SUSTAINABILITY

サステナビリティ/
SDGsに対する取り組み

グラングリーン大阪では、令和3年度国交省サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)に採択されたほか、以下の環境認証制度の取得をしております。

LEED-ND GOLD認証(計画認証)

また、以下の取り組み等により、SDGsへの貢献に積極的に取り組んでいます。

CO2削減の取り組み

  • 日本で初めて本格導入する帯水層蓄熱※1により、ピーク電力を削減します。
  • バイオガス発電※2により、廃棄物処理負荷と建物外への除外汚泥搬出負荷を大幅に削減し、脱炭素、循環経済型のまちづくりに貢献します。
  • 下水熱・地中熱を利用した効率的な冷暖房により、脱炭素化に貢献します。
  • 地域冷暖房システムの導入により、街区間でも熱融通を行い、まち全体のエネルギー効率向上に貢献します。

水資源循環への貢献

  • 緑陰や植栽・水景等の蒸発散による微気象調整効果により都心のクールスポットを創出します。
  • バイオスウェール※3や浸透トレンチ※4・砕石貯留槽※5などのグリーンインフラ技術の活用により、雨水の地下浸透を促すことで域外流出を抑え、内水氾濫抑制※6に寄与します。
  • 雨水の再利用による潅水や貯留機能を有する植栽基盤を用いることで、上水利用を低減します。

生物多様性への配慮

  • 淀川や大阪城公園における生態調査から以下の様な誘致目標種を掲げ、これら生物の生息に配慮した環境を計画(光環境への配慮、水辺から後背の樹林へと連続していく多様性の高い環境創出等)することで、大阪都心を取り巻く生態系ネットワーク形成への貢献を目指してまいります。

広域避難地の機能を有する都市公園

  • うめきた公園は、大阪市の要請を受けてUR都市機構が施行する防災公園街区整備事業において、「広域避難場所の機能を有する都市公園」として整備され、地震・火災等の大規模災害時に一時避難者の受け入れが可能な計画としております。
  • 一時避難者や緊急車輌の円滑な進入に配慮した入口形態・幅員設定を行うほか、非常用照明、防災スピーカー、非常用便所(災害用マンホールトイレ)、備蓄倉庫等の防災施設も配置します。
※1:
地下水を多く含む地層(帯水層)から熱エネルギーを採り出して、建物の冷房・暖房を効率的に行う技術
※2:
生ごみ及び厨房排水中の有機物を、メタン発酵によりメタンガスに変換。さらにコージェネレーションにより電気及び熱(温水)に変換することで、再生可能エネルギーを創出するシステム
※3:
降雨時に雨水を流入し水を浸透させる窪地
※4:
掘削した溝に砕石を充填し、流入水を均一に分散させるために透水性の管を敷設した排水施設
※5:
砕石等の空隙貯留浸透槽に雨水を導き、側面や底面から地中へ浸透させる排水施設
※6:
都市に降った雨が河川等に排水できずに発生する都市浸水

グラングリーン大阪の取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における12の目標に貢献してまいります。